177万年前の化石発見 上半身はチンパンジー、下半身は現代人に近く グルジア原人

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177万年前の化石発見 上半身はチンパンジー、下半身は現代人に近く グルジア原人

記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2007年9月20日】

グルジア原人:177万年前の化石発見 上半身はチンパンジー、下半身は現代人に近く

 ◇上半身は樹上に適したチンパンジー/下半身は二足歩行の現代人に近い

 約177万年前の原人の全身の姿をうかがわせる化石が西アジアのグルジアで発見された。上半身は樹上生活ができるチンパンジー、下半身は長旅も可能な現代人に近い特徴を持ち、人類の進化解明の手がかりになると注目される。グルジアや米国などの国際研究チームが20日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 化石は、ドマニシ遺跡から出土した。ここからは02年に、現代人の半分程度という小さな頭骨が見つかった。人類の祖先は知能が発達した後の100万年前以降、アフリカからユーラシアに進出したという定説を覆した。だが、首から下は未発見で、原人の行動や生活様式は不明だった。

 見つかったのは、青年期から成人とみられる計4体の化石。身長は144-166センチ、体重は40˜50キロと推定されている。木に登りやすいよう、肩が前に突き出て長めの腕を持っていた。大腿(だいたい)骨は現代人と同じような形状に発達し、直立二足歩行ができたことをうかがわせた。研究

チームは「原人の体はモザイク状」と驚いている。

 国立科学博物館の馬場悠男・人類研究部長(人類形態進化学)は「遺跡からは動物の骨が多く発見され、狩猟生活をしていたと考えられてきた。ただ、狩猟には長距離移動できる二足歩行が必要で、それを裏付ける成果だ。当時の生活を再現する貴重な発見であり、上半身と下半身の進化の速度が異なっていたことも興味深い」と話す。【田中泰義】

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