コーヒーが男性の膵がん抑制?=緑茶は関連なし−厚労省研究班(時事通信)

|

<参照>

 コーヒーを多く飲む男性ほど、膵臓(すいぞう)がんになるリスクが低いことが、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター部長)の大規模疫学調査で分かった。横浜市で開かれている日本がん学会で5日発表した。
 コーヒーは膵臓がんのリスクを高めるとの報告が1980年代に米国であり、その後ほぼ否定されたものの、一致した結果は出ていない。
 研究班は90年から93年にかけて、全国10地域の40〜69歳の男女約10万人の生活習慣などを調査し、2003年末まで追跡した。
 この間に233人(男性135人、女性98人)が膵臓がんになった。男女別にコーヒーの摂取頻度で5グループに分け、膵臓がんリスクを比較したところ、男性は摂取が多いほどリスクが低く、1日3杯以上のグループはほとんど飲まないグループの0.6倍だった。
 女性ではこうした傾向は見られなかった。
 また、抗酸化作用でがん予防の可能性が示唆される緑茶でも同様に5グループに分けて分析したが、男女とも摂取量とリスクとの間に関連が見られなかった。 


[時事通信社:2007年10月05日 19時10分]

http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__jiji_05X487KIJ.htm

このブログ記事について

このページは、hisaが2007年10月 5日 19:10に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「071005 昼食 マクドナルド」です。

次のブログ記事は「071005 夕食 とり肉とガンモとオクラ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

最近のブログ記事