10、増減率など
この増減率のような移行状態を表す指標は少なく、先の
「トレーニングプログラムの組み立て方9 「達成すべき値」の設定」
http://hisajp.info/2009/01/post_181.html
で述べたようなわずかな範囲のものしかないと思われます。
--------------
・「挙上重量の増加率」を使うのであれば、「2 ~ 4 週間で 10% の向上」となり、
・「肥大時の体重増加」を用いるのあれば、「男性は月に 3 ~ 7kg 程度、女性は 2〜3kg」という数値になります。
--------------
また、このような平均的な数値は、比較的生理的な反応を求める事が出来るトレーニングにはある程度有効な指標と言えますが、高度な段階に至ったアスリートなどにもすべて当てはまるという訳ではありません。
そのためこのような数値はご自身中での変化率が分からないうちの指標とし、発展や経験を積むに連れ自分での指標を保つ事が大事でしょう。