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ビリーブームの再燃を疑問視する声が上がっている(日刊ゲンダイ)
「日本に行くのが待ちきれないよ」——ダイエットＤＶＤ「ビリーズブートキャンプ」で、一躍人気者になったビリー・ブランクス（５２）が、９月下旬の再来日を前にウズウズしている。
「６月の来日ブームで、ビリーのダイエットＤＶＤは飛ぶように売れ、国内の累計販売数は１００万セットを突破しました。ビリーは１０億円単位のお金を手にしたとみられています」（マスコミ関係者）
ビリーはロサンゼルス郊外に敷地面積２０００平方メートル超の“ダイエット御殿”を構える大富豪だ。とはいえ、１週間足らずで億単位を稼げる日本は格別のようで……。
「下旬の来日でビリーは、東京、横浜など全国４カ所でブートキャンプの日本ツアーを行います。“入隊料”はＴシャツ付きで６５００円。主催者は計２万人の参加を見込んでいて、これだけで１億３０００万円のマネーが動きます。また、ビリーはブートキャンプの音楽をＣＤ化して１枚３１５０円で合計４種類売るほか、テーマソングも作って２１００円で発売します」（関係者）
ビリーは年末に二匹目のドジョウを狙って第２弾「ブートキャンプ・エリート」（１セット１万４７００円）を発売する。今回の来日はそのプロモーションの意味もあるのだろう。だが、ビリーの皮算用通りにコトが運ぶのだろうか。
「ビリーブームはいったん終わっているからね。それに、健康にはいいけど、ハードすぎてブートキャンプをやった人が肉離れやけいれんを起こしたという報告もあるし、心臓に負担がかかると注意を喚起する医師もいる。“人が入るの？”とか、“もう一丁はやり過ぎ”という声もあって、ブーム再燃とはいかないのでは……」（マスコミ関係者）
日本ツアーのチケットは５日から発売されるが……。
[日刊ゲンダイ：2007年09月07日 10時19分]