私は風呂やシャワーを浴びた後に汗が引くまで裸でいる。どちらかというと汗が引きにくい体質らしい。早めに服を着ると背中が汗でびっしょりになる。
そのうちに何かを始めて服を着るのを忘れてしまう。先に服を着れば良いのだが裸のままその日の仕事の道具を整えたりする。食事の準備をしたり、書き物を始める事も相当に多い。
夏は暑いから良いが、今の季節は寒くなってくしゃみをしてから裸なのを思い出す。いや、覚えているのだが無視しているに近い。
そういえば仕事に合わせての風呂なので、どうやら来客の多い時間帯にぶつかるようだ。
裸でいて困るのはやはり来客時だ。郵便の書留などはある程度時間が決まっているが、集金や宅配はかなりアトランダムだ。しかも比較的強引な雰囲気と供にある。
大抵下着すら用意していないので、ピンポーンと鳴ってから用意するのだが、服のある部屋へは玄関を通らないと行けない作りになっている。鍵は閉めているが覗ける位置があるのが難点だ。
そういうときは急いで風呂に戻りバスタオルを巻いて
「すいません今風呂に入ってたもので、、、」
とか言いつつ玄関先を通りぬけ、急いで着替える。
かなり間抜けである。
先に服を用意した方が良いのは十二分に実感した、、、。