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砂糖の方がいいかも=揺らぐダイエットの「常識」−英紙
2008/02/12-14:23
【ロンドン12日時事】ダイエットの「常識」の1つに「砂糖ではなく、低カロリー甘味料を使え」というのがあるが、11日付の英紙デーリー・メールとタイムズは、ダイエットにはむしろ砂糖の方が良いかもしれないとの研究結果を米パデュー大学(インディアナ州)の科学者チームが学会誌に発表したと報じた。
それによると、同チームは実験で、人工甘味料のサッカリン入りと砂糖入りのヨーグルトをそれぞれネズミに与えたところ、サッカリン入りを食べた方が、ヨーグルトを食べる量が多くなり、体重や脂肪が多くついた。
これは、ノーカロリーや低カロリーの人工甘味料の使用が体内のカロリー量の認識機能を鈍らせ、結果的に過食につながるのではないかとみられている。
(時事)