2008年4月2日(水)17時32分配信 夕刊フジ
湧永製薬(大阪市)は1日、薬局の店頭で口内の粘膜を採取するだけで、メタボリック症候群になりやすい肥満体質かどうかが遺伝子レベルで分かり、食生活のアドバイスも受けられる「肥満関連遺伝子検査キット」を全国の薬局、薬店で売り出した。
生活習慣の改善に関心の強い人は多く、内臓脂肪の蓄積で生じるメタボの予防に向けた特定健診が今月から始まったのに合わせて発売した。希望小売価格は8000円。
ほおの内側を綿棒でこすり、取れた粘膜を薬局経由で湧永製薬に送る。同社は肥満に関係する遺伝子3種類を調べ、太りやすくもやせやすくもない「標準型」か、おなか周りに脂肪が付きやすいメタボの「りんご型」、下半身が太りやすい「洋なし型」、太りにくい「バナナ型」かを判定。申し込みから約2週間で判定結果とともに、太りやすさの度合いや望ましい食生活のアドバイスも届ける。
http://news.nifty.com/cs/item/detail/fuji-320080402014/1.htm