女性は前述の男性の様にはいかない思っています。
通常の生活をされている女性のシェイプアップの場合、前記の男性の例の様に 40% の体重増を伴えば必ず成功するかと言うと、そういう事は有りません。
コンテストレベルの人は別です。そういう人は分かっていて行うのですから、私が言うものでは有りません。そういうレベルであっても 50kg の体重を 70kg にして整えるという事は無いと思います。
通常のシェイプアップの場合は、体重の増減も含め考え、ご自身の理想とする身体を目指すものと考えています。
1、明らかに体脂肪率が高い場合は減量から入る事が多いです。方法は色々有ります。
2、健康増進が主眼の場合には、気軽に継続できる方法を選べば良いと思います。
3、私の考える本当の意味でのシェイプアップは、ボディラインの調整(ヒップラインや胸のライン、腕の細い太い、色々)を含むものです。レジスタンストレーニングを主にその他の方法を取り入れ、総合的に組み立てます。
上記の1や2の方法は、本を読んで得られる程度の知識で行えます。結果の遅い早いや、安全かどうかは、やりながら学んでも通常の体力の場合は問題ないと思います。
3の方法は、目的に沿った答えが出るかどうかが明らかに異なる場合が有ります。
例えば新規クライアントさんと面談させていただくと、
「この人の顔かたちや雰囲気からすると、ああいうボディが合うだろうなあ」
と浮かび上がるのですが、それがその方の理想と合致しているかどうかがまず最初の問題となります。
これは人それぞれで違うのと、日本の女性の方はある程度のしっかりしたボディを洋画や外タレさんで見ていて理想で有るとしても自分がそうなることには違和感があったりします。
例えば映画で胸と背の開いたドレスを着ているのでは、大胸筋や広背筋のラインが大事ですが、大抵は肩幅も伴います。
「胸や背のラインは欲しいが、肩幅は華奢な方が良い」
というのは比較的多い要求ですが、若干相反する物です。
ヒップラインも、ハムストリングスとのつながりはどうするか。
腰と上体のつながりはどうなのか。その上(肩)は?
脚の前後のバランス、ミニスカートを履いたときの腿からふくらはぎのライン、ヒールなのかパンプスなのか。
後ろ姿か前か。
そういうのがいろいろと絡んできます。
そういうのを関係なしに
「じゃあスクワットとカーフレイズを、、、」
と組んで、大腿四頭筋やふくらはぎが肥大していくと、悲しい結果になります。
そういう事に対してどのような手段で対応していけば理想のボディに近づくのか。
そういうのが無いまま、ウエイトトレーニングをしても、思うような結果には近づかない事が有ります。
そういう意味では、
>1、明らかに体脂肪率が高い場合は減量から入る事が多いです。方法は色々有ります。
>2、健康増進が主眼の場合には、気軽に継続できる方法を選べば良いと思います。
>3、私の考える本当の意味でのシェイプアップは、ボディラインの調整(ヒップラインや胸のライン、腕の細い太い、色々)を含むものです。レジスタンストレーニングを主にその他の方法を取り入れ、総合的に組み立てます。
これら1と2のグループと、3は明らかに違うと私は考えています。
(続く)