2008年11月3日(月)13時57分配信 時事通信
成人男女の約6割が健康のため、おなか周りの脂肪を減らしたいと考え、約4割が実際にメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策を行っている実態が3日、医薬品受託製造大手ロンザジャパン(東京)の調査で分かった。
7月中旬、20−59歳の男女1000人を対象にインターネット調査を実施。「健康のため改善したいことがある」と回答した871人に質問した。
改善ポイントを17項目から複数回答で選んでもらうと、57.9%が「おなか周り」を挙げた。次いで「体重」(50.5%)、「体脂肪率」(48.6%)、「中性脂肪」(30.2%)、「内臓脂肪」(30.0%)となり、上位6位を脂肪関連が占め、関心の高さがうかがえた。
一方、メタボ対策については、871人中、39.2%が実行中と回答。男女年代別では、40代男性の50.0%がトップで、50代女性(48.7%)が続く一方、20代男性が42.1%、30代男性が38.9%が実行中と答えるなど、若い世代にも浸透していると言えそうだ。
メタボ対策としては、871人中、「定期的なスポーツ」が510人とトップ。具体的には複数回答で、ウオーキング(251人)やフィットネスジム(78人)、ランニング(57人)、水泳(56人)などが多かった。