身体について 1、減量に適した時期

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 減量に適した時期があるかと言うと、私はある様に感じています。

 医療的な問題での減量はお医者様の指示で行うものですし、競技の為の減量であれば試合に合わせます。

 今回は、一般的な例として、また日常的にあまり運動をされていない方を対象として書いてみます。


 2008.3.5 減量期間中の女子柔道選手の免疫機能に関する研究
 http://info.jiss.naash.go.jp/article/prog/article.php

 これは選手を対象とした論文ですが、選手に限らずだれしも減量時は免疫は低下すると思われます。免疫の低下の原因は不明ですが、栄養が足りないとか、食事制限によりストレスの関係があるでしょう。


 運動を開始や再開したばかりの人は、けがをしたり風邪を引きやすい様に私は感じています。

 例として、「時間が出来たから野球を再開した」「ママさんバレーに復帰」「テニスサークルに参加した」の様な方です。スポーツが楽しかったり、昔取った杵柄で無理したりが原因でしょうが、この場合、食事制限はしていない事が多いです。

 食事制限が無い分これらはストレスは少ないはずですが、それでもけがや病気は増える傾向にあります。


 減量目的で運動をされる方は、難しい目標値を掲げられ、食事を少なくし運動量を極度に増やされる方が多い様です。

 運動開始時(再開時)は、上記の様に減量を意識していなくても故障や病気が多いので、そこに食事制限を重ねると、体調が悪くなる率が増加する傾向にあると言えるでしょう。


 時々、切羽詰まった状態で「減量しなくてはなりません」と言う旨の相談を受けるのですが、お話を聞くと「薄着になるから」「連休で出かけるから」「結婚式によばれて」などが多いです。

 しかし元々季節や結婚式は分かっているのですから、切羽詰まるまで何もしないのではなくて、あらかじめ対応しておくと楽です。


 日本では年末と新年で休みや飲み会が増えますが、その時期は栄養過多になりやすいです。それで太ってきます。

 お風呂に入ったり部屋着のTシャツを着る際に、腹や腕のお肉は自分で見ているのですが、そういうときは気にしていないです。それが気温が暖まってくると、急に「痩身ダイエットしなくちゃ」と実感される様に感じています。


 減量は、食事コントロールが主です。運動は従です。これは覚えておいてください。


 私がお勧めする痩身の開始時期は、お正月休み明けすぐからです。

 そのころはまだ寒いので、無理に減量する必要はありませんが、年末年始で食べ過ぎた分を食事で戻す程度に、日々の食事をコントロールし始めると後々楽です。

 最初から急に食事を減らしたり、運動を増やしたり(始めたり)すると、風邪を引いたり寒くて関節が動かなくて故障に繋がったりしやすいので、無理する必要はありません。

 また、この頃から花粉症の対策を始めておくと良いでしょう。花粉症のアレルギーや薬などの医療的な事は言えませんが、良く聞く「ヨーグルトを食べると」とか「蜂蜜で」のような方法を続けておくと良い様です。花粉症の季節も毎年決まっています。

 花粉症が原因で春先に運動が出来ないと、脂肪は減らせても、きれいなボディが作りにくくなります。


 運動を開始する場合は、2月くらいから何となく温かい日がありますので(関東で書いています)、そういう日にすこしづつ始めると良いでしょう。

 ウォーキングやレジスタンス運動など方法は色々ありますが、強い運動は運動日で15日以上してからの方が良いので、急に強い運動は避ける様にしてください。

 野外で行う場合は、昼頃に温かい服装で行って下さい。寒い早朝から走っての心不全もあったので、そういう事は避けましょう。
 
 ジムでは寒くはないですが、移動での寒さはストレスになるので気をつけてください。


 1月から開始して3ヶ月くらいかけてシェイプアップを済ませておくと、新年度に前向きに行けます。
 5月の連休にはすらっとしていれます。

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このページは、hisaが2008年4月19日 22:20に書いたブログ記事です。

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