【シリコンバレー9日時事】米最大の健康医療団体カイザー・パーマネンテはこのほど、食べた物を書き出す手軽なダイエット方法「食事日記」を実践した場合、減量効果がより大きくなる傾向が確認されたとの調査結果を予防医学専門誌に発表した。
調査はカイザーで肥満治療を受けた約1700人を対象に2年間実施した。それによると、食事療法や適度な運動に加えて食事日記を実践した人は、半年間の減量幅が平均約6キロだったのに対し、実践しなかった人は約4キロにとどまった。
カイザーの研究者は「書き出す行為によって(食事内容への自覚が高まり)、カロリー摂取減少に努めるようになった」と分析。別の研究者は「食べた物をメモに書き留めるだけで有効だ」と説明している。(2008/07/10-14:24)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200807/2008071000525&rel=y&g=int