夏時間 3

|

 「人は夏は睡眠時間が短くなる。短くても生活できる」
というエビデンスがある。

 動物をみても、冬眠は良く聞くが、夏眠は聞いた事がない。
 養鶏所の鶏は明るいと卵をたくさん産むから、昼も夜も同じ明るさの中で飼育されている、と聞く。

 ほぼ白夜の国に駐在していた人の話しを聞くと、
「夏至の頃は鳥が夜中も飛んでいるし、チュンチュン言っているしで、普通の昼間みたい。鳥はいつ寝るんだろう心配しながらビールを飲んでたの」
とどっちも寝ていない。

 白夜の国で猫を飼っているとしたら、いつも明るいとき寝ているのを見れると想像するだけで嬉しい。

 日本の夏の夜の風物詩の肝試しは出来ないようである。花火も無理か。良いのは酒と猫か。

 朝昼晩の食事は、変えるのだろうか?一緒だろうか? 変な事ばかり考えて勝手に嬉しくなっている。
 
 
 
 私自身は夏の方が睡眠時間が短い気がする。暑くて寝ていられないので起きてしまう、という方がどちらかと言うと正しい。

 そういう所からは、夏時間というのは合っているとなる。

 しかしそれを制度として1時間早めるのが妥当かというと、夏時間という制度を取り入れている国がそうだからと、単純に合わせている様に思える。他に方法は無いのだろうか。

 うたわれているような経済や省エネへの効果もいくつか疑問点がある。
 省エネ効果は少ない、または電気消費量が増えた、というものもあるが、経済波及効果があるというのは、エネルギー消費が増える事だから、それは当然である。

 健康や経済効果についてきちんとした話しが必要であろう。
 

このブログ記事について

このページは、hisaが2008年7月 2日 17:17に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「080701 本日の測定 時間帯が朝に移ったので慣れなくて眠い。」です。

次のブログ記事は「080702 本日の測定 今日は遅起き」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

最近のブログ記事