運動時の食事13 筋肥大期以外の場合の運動時の食事

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運動時の食事13 筋肥大期以外の場合の運動時の食事

 筋肥大期以外の場合の運動時の食事は、オーバーカロリーにならない様にすれば、増量も減少も無く過ごせます。
 当然の事ですが、なかなか出来ないです。

 このような時期は通常「維持期」と呼ぶ事が多いです。
 維持期は肥大期や減量期と交互に来る事が多いのですが、減量期がなければ肥大期の後に維持期へ移行します。

 維持期は肥大期と較べると摂取カロリーを減らす必要が有るのですが、
「人間は同じ重量と容積の食事を摂ると満足する性質が有る」
というのが有ります。

 肥大期は大量に食べている訳ですが、その後もどうしてものその感覚が残っていて、同じ程度の容積と重量の食事を摂り終わるまで食べ続けてしまうという傾向が有ります。

 減量期でピリオタイズする場合は減量食となる為に区切りが明確なのですが、肥大期から維持期へ移行する場合はそのような区切りが無い為に気が緩んでダラダラと同じ程度の食事を続けてしまい太る傾向が有ります。

 オーバーカロリーになると体脂肪が増加するので、結局その後に強度な減量が必要となる場合も有り、競技時期とそれが重なるときついので気をつける様にしてください。


 また、筋肥大時というのは筋の肥大が主目的の為、筋肥大に割く時間の割合が増えその他のトレーニング(持久、瞬発、アジリティ)や競技練習の時間や密度が減ります。
 維持期ではそれと変わり、その他の種類のトレーニングや競技練習の割合が増える傾向に有ります。

 このような際に特定の内容に偏る場合は、栄養摂取の割合を変える場合も考えられます。

 例えば
・長距離選手のタンパク質摂取量は 4g/1kg 程度と高く、また鉄分やカルシウムなどがより多く必要。
・水泳選手の場合、摂取カロリー量が他の競技に較べ多い傾向にある。
などの競技による特徴が有ります。
 但しこのデータはそれほど確実性の高い物ではなく、アンケートや統計的なものです。

 そのため、肥大期と明確に分けているような場合は、それぞれの時期の特性に応じた食事内容となる様に調整してみてください。
 また、実際の競技練習を含む場合は、それほど劇的にピリオドが変わる事も少ないと思われます。

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 ビルディングやシェイプアップが目的の場合は、必要に応じて肥大と減量を繰り返します。
 または、目的に達した時点で維持期となる場合が多いですが、この時期への移行が難しい様に感じます。

 運動量は減りやすく食事量は増えやすい傾向なのは誰しも有るでしょうから、維持期となった時点でも
「維持をすれば良い」
というよりはもう少し強い意志を持って
「体脂肪率を絶対に増やさない。良いシェイプを絶対に保つ」
位に考えると、それでも適度に肥満してくるでしょうから、そのくらいにしておけば次の減量に大変な思いをする事が少なくなる様に感じます。

 とはいえ減量はある程度のトレーニングが出来る様になれば筋肉を増やすより楽です。

 女性の方は常に最高を目指す傾向が有る様に感じるのですが、常にギリギリでいるのは疲れます。また写真で見るような方はその時期に合わせてシェイプアップをする場合も有ります。
 そのため、生理期を上手く利用するなり、普段はダラけすぎない程度に気を抜いて何らかのイベントに合わせて明確にコントロールするなどで、メリハリをつけるのも良い方法に思います。



http://hisajp.info/2008/09/post_81.html


http://hisajp.info/2008/10/post_84.html


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このページは、hisaが2008年9月27日 13:50に書いたブログ記事です。

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