「朝食たべる子」文武両道、規則正しい生活で効果...文科省調査

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<<参照 紙面より>>

2009年1月23日(金)10時23分配信 読売新聞

 文部科学省が公表した「全国体力・運動能力、運動習慣調査(全国体力テスト)」で、小学校、中学校とも上位に入った福井県や秋田県は、毎日朝食を食べる率が全国で上位を占めていたことが分かった。

 両県は同省が行う全国学力テストでも上位で、規則正しい生活の効果が学習・運動の両面に表れた形だ。

 小学生が男女ともに体力テストで全国1位になった福井県をはじめ、秋田県、新潟県など上位県は、男女とも朝ごはんを毎日食べている子の割合がほとんど90%を超えていた。

 秋田県教委は、体力テストの好結果について「生活習慣に気をつけた効果が大きい」と分析。福井県教委も、基本的な生活習慣が身についていることが体力向上につながったとしている。

 また睡眠時間も合わせて調査したところ、よく食べてよく寝る子は太らないが、食べないで寝ない子は、肥満度が高い傾向がうかがえたという。

 週に60分未満しか運動しない子が全体の31%(11万4163人)を占めた中2女子については、文科省は体力低下ばかりでなく肥満の懸念もあるとみている。

 子どもの体力がピークだった1985年当時の調査と比べると、著しい体力の低下が見られた。

 中2女子の場合、ハンドボール投げの平均記録は、85年の15・36メートルより1・85メートル短い13・51メートル。

 持久走(1000メートル)では当時の記録より26秒も遅く、85年当時の生徒がゴールした瞬間、今の生徒は90メートルも後ろにいる計算になる。

http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/yomiuri-20090122-00994/1.htm

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