初めての本格的なレジスタンストレーニング 4、トレーニングプランの適切度を簡単に言うと「疲れが残るかどうか」だ

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 レジスタンストレーニングを始める目的として、競技の為のトレーニングとしてされる方や、ビルディングやシェイプアップの為にされる方が多いと思います。
 また、ジムに入会したらフリーウエイトエリアがあり、面白そうだがなかなか近付き難いと感じておいでの方もいらっしゃると思います。それで誰もいない時に触ってみたりするのから入る方もおられます。
 また、有酸素運動を続けて痩せたら貧弱になってしまいどうにかしたい、という方もおられると思います。

 バーベルなどのフリーウエイトを使うトレーニングは大変面白いものなので、それにはまる人はたくさんいらっしゃいます。身体の変化も比較的早く現れるので、真剣に挑むとなおさら面白いです。

 最初のうちにきちんとしたトレーナーに付いて教わると良いのでしょうが、自己流で行ったり、近くにいる係の人に聞く事が実際は多いと思います。
 不適切なまま続け、やがて疲れたり故障して、暫く休んで再開が面倒になる様な方も、残念ながら多いと思います。


 レジスタンストレーニングは効果が出やすい反面、間違ったフォームでやっていたり、栄養や休養をきちんと摂らないでいると、却って怪我や故障に繋がりやすくなります。

 本人が
「本格的にやっていないから、栄養や休養は適当でいいだろう」
と安易に想定しても、身体には今迄体験した事の無い刺激が加わっていて、それに対応しようとしてひっちゃかめっちゃかになっている訳です。
 それで栄養や休養を疎かにすると、疲れが残るのは当然なのです。

 そのためレジスタンストレーニングを効果的に行いたいと考えるほど、栄養や休憩も含め全体を見て、トータルでプランを組み立てる方が良いとなります。
 トレーニングを考えるだけではなく、周辺も含めて「トレーニングプラン」と考えるようにしてください。


 それで「上手く行っていない」「不適切かも知れない」というのを最初のうちはどこで判断するかですが、簡単に言うと「疲れやすいかどうか」と言う事でしょう。
 挙上重量の月間増加率などで推定する方法もありますので、前述の「月間伸び率」の辺りを読まれてください。


 気持ちが先行して焦っているときは上手くいっていない事が多いので、自分の事を他人事の様に冷静に見れると、どんなトレーニングでも上手く行きます。

 また、こういう気持ち先行がなくなるとか、自分の結果を冷静に見れる様になるには、2年くらいの経験が必要な気がします。

 また、それから先は「今度も同じ様にいけるはずだ」と経験がある分、自分の都合が良い様に進むと期待してしまう事もあるように思います。

 当然の話しなのですが、身体は年齢とともに変わっていくのだし、身体の状態も変化していくのですから、「都度が新しい局面」と捉えるほうが可能性が広がり面白い気がします。
 

http://hisajp.info/2009/04/post_250.html


http://hisajp.info/2009/04/post_252.html

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このページは、hisaが2009年4月27日 19:26に書いたブログ記事です。

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