レジスタンストレーニングは怪我の少ない安全なトレーニングと考えられています。
理由として、
・衝撃性がほぼ無い。
レジスタンストレーニングはゆっくりの動作で行う為、着地の衝撃がほぼありません。
ジョグは着地の衝撃が必ずあるので、膝関節の弱い方は怪我をする可能性があります。
ウォーキングをしても今度は臑が張ったりしますが、それもあまりありません。
・転倒や事故の可能性が少ない
ジョグや競技と較べ、転倒や事故の可能性が少ないです。これは自分で扱えない負荷以上は扱えない為です、
反面
・フォームを正しく覚えないと、期待する効果が得られない。場合により期待しないところへ働く。
・慣れないうちに重すぎる負荷を扱うと、すじや筋肉を痛める可能性がある。
・足の上にウエイトを落としたり、人にぶつけたりすると、怪我をする可能性がある。
これらレジスタンストレーニングの事故はある程度の率で発生するものですが、有酸素性の運動やスポーツと較べ圧倒的に違う事は、
「自分が気をつける事で、未然に防げる事故がほとんどである」
ということです。
有酸素性運動や競技は、それが軽度のものであっても、人や車との事故、競技中の接触で転ぶなどの
「突発性の事故」
がほとんどのため、自分で気をつけても防げない性格の事故が多くなります。
これらの違いがありますので、ウエイトを扱う際は、
「適切な負荷を扱う」「ウエイトはしっかり持つ」「回りに人が大勢いるときは気をつける」「トレーニング中の人に近寄らない」などに気をつける様にしましょう。
人が多くいて思う様に出来なくても、事故に遭って処理に時間がかかる方が面倒ですので、イライラしないでください。
必要に応じて管理者に話して、環境の改善に向かう様にしてもらいましょう。
参照
初心者のレジスタンストレーニング 24、安全の確保について学ぶ