ビタミン、ミネラル、繊維 2、繊維質

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 食物繊維は人の消化酵素で消化する事の出来ない、食物中に含まれる成分の事を示す。主に植物に多く、多糖類が多い。
 食物繊維には、消化管機能や腸の蠕動(ぜんどう)運動の促進、栄養素の吸収を緩慢にしたりする等さまざまな生理作用がある事が知られている。
 また、人には消化が出来なくても、大腸内の腸内細菌の発酵の材料になることもあり、その場合はエネルギー化される場合もある。
 
 
 
 主に水溶性食物繊維(SDF, soluble dietary fiber)と不容性食物繊維(IDF, insoluble dietary fiber)に分類される。

 水溶性食物繊維と不溶性食物繊維では生理作用に違いがある。
 水溶性食物繊維は胃や小腸での滞在時間を増やす事でコレステロールの吸収を抑えたり、血糖値の急な上昇を抑えたりする。胃の中での膨満することで満腹感が得られる。
 不溶性食物繊維は大腸に働きを促す。便の容積が増えるため排便が促される。癌の予防効果が期待される。カルシウムの吸収を阻害することが考えられている。

 前者はペクチン(果物)、グアー(豆)、グルコマンナン(こんにゃく)、アガロース(海藻、寒天の成分)、アルギン酸ナトリウム(昆布)などがある。()はそれを含む一般的な食材である。
 後者はセルロール、ヘミセルロース、リグニンなどで主に野菜類に含まれる。キチン、キトサンは甲殻類の殻やキノコなどに含まれる。

 食物繊維の所要量は決定されていないが、目標摂取量は1日20〜25g程度とされている。1000kcal 当たりで10gという計算方法もある。
 

http://fooddb.jp/index.html
http://www.caloricdiet.com/special/articles/fibrin.html
http://jdf.umin.ne.jp/
http://www.linkdediet.org/hn/modules/pico/index.php?content_id=137
http://www.linkdediet.org/hn/modules/pico/index.php?content_id=193



http://hisajp.info/2008/05/post_721.html

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このページは、hisaが2008年8月10日 18:58に書いたブログ記事です。

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