みそ汁考3 ナメコのみそ汁

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 ナメコのみそ汁が子供の頃からずうっと好きだ。

 幼児の頃、変なのだが、「どこかの国ではなんとかという名前のカタツムリを食べる」という事をなぜか知っていた。エスカルゴのことだが、なぜそんな事を知っていたのかは不明だ。

 ナメコはにゅるにゅるしているから、「これはカタツムリだ」と私は思っていたらしく、「カタツムリのお味噌汁を食べたい」と言っていた。
 「今日のお味噌汁はカタツムリよ」と言われた覚えがある。
 保育園では出なかったので笑わられなくて済んだ。よかった。


 ナメコのみそ汁には、食感が似た絹豆腐が合う。
 吸い口は、ネギの白いところを透き通るくらいに薄く刻んだのが、ベストに思う。ミツバも良い。

 出汁はシンプルに昆布だけでも、鰹節の香りを効かせたのも、どちらも捨てがたい。

 名古屋の赤出汁に小さめのナメコが入るのもよい。名古屋国際の朝食のそれが好きだ。


ナメコ雑学:
 ナメコは普通のキノコで、生えている時の状態は普通のキノコと同様で、にゅるにゅるしていない(若干湿った感は強い気がする)。
 パック詰めの際に洗浄するので、にゅるにゅるしてくる。

 ナメコのパックに入っているのは、洗浄済みなので、そのまま使う事が出来る。
 にゅるにゅるが強い時は、湯通ししたり、塩揉みしたりすると若干取れるが、全く無くなる訳でもない。

 天然のものや洗浄していない状態のものは(これらはにゅるにゅるしていない)、料理の際に洗う。


標準作業過程:

1、出汁を取り、沸く手前でナメコを入れる。

2、1分程度煮る。

3、味噌を溶く。

4、さいの目に刻んだ豆腐を入れる。

5、椀によそい、吸い口を飾る。



http://hisajp.info/2009/09/2.html


http://hisajp.info/2009/09/090913_4.html

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このページは、hisaが2009年9月12日 11:27に書いたブログ記事です。

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