初心者のレジスタンストレーニング 24、安全の確保について学ぶ

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 トレーニング中は、自己の安全とともに、回り人への安全も意識する様にしましょう。

 自己の安全

 まず、自己の安全では、健康面の向上を計るとともに、トレーニングによる直接間接的な怪我や障害を発生させない様にします。

 そのため、どのような運動をするにしても、ウォーミングアップとクーリングダウンをきちんとする事と、必要な水や栄養を摂りましょう。
 休養もきちんと取りましょう。

 レジスタンストレーニング中は、セーフティバーやベルトが必要な場合はそれを必ず用い、無理な重量で行わない事や、慢心して行わない事も大事です。
 
 
 
 回りの人への安全

 レジスタンストレーニングで「ウエイトの鉄を振り回して他人に怪我をさせる」というような事はほぼなく、突発的な事故の防止や、人に迷惑をかけない事を意識すれば、ほとんどの安全は保たれます。

 その為に重要な点として、
・トレーニング中の人のすぐ近くを通らない
・他人の集中を妨げる行為(トレーニングに関係ないおしゃべり、大声を出す、携帯電話等)をしない
を最低限守る様にしましょう。


 トレーニング中の人のすぐ近くを通らない

 ウエイトトレーニング中は、怪我の防止の為にウエイトを手放す事が有ります。これは「無理だ」と思ったときにウエイトを手放して怪我を防ぐ為です。

 通常にコントロールできる範囲でトレーニングを行えている場合は、大きな音を立てない様になるべく静かに置くべきですが、怪我をしそうなときにまで我慢する必要は有りません。

 他の種類のトレーニングではこの様な行為はほとんどなく、レジスタンストレーニングにだけあるといえるでしょう。


 そのため、こういう事を知らない人は、トレーニングをしている人に触れるような所を平気で通る事があります。

 そうすると、そのトレーニングをしている人は、誰かが通る度にトレーニングを停止したり、最悪の場合、無理してこらえ怪我をする事もありえるのです。
 もしかしたら、こらえきれなくて、あなたの足の甲の上にウエイトを落とすかもしれません。

 お互いの安全を守るには、
ウエイトが転がってくる可能性のある範囲に自分から近づかなければ良い
のです。

 トレーニングをしている時間は、普通は長くても 30 秒程度です。
 自分がウエイトを変えるときまで焦る必要は無く、セット間休憩だと思えば良いでしょう。

 もしどうしても通る必要があるときは、相手と目が合うまでちょっと待ち、相手に「通ります」などと声をかける様にしましょう。
 
 
 
 他人の集中を妨げる行為(トレーニングに関係ないおしゃべり、大声を出す、携帯電話等)をしない

 これに限らず、他の人の集中を妨げない様にしましょう。
 変なタイミングで笑い声が出たり、大声が出たりすると、吃驚してしまいます。

 そのトレーニング場に人に迷惑をかける人が少ないほど、自分への迷惑も減るので、そのような良い環境を作る様に自分からしましょう。


 これらのように自分の安全を保つ事が人の安全に直結するという事を、認識してください。

 

http://hisajp.info/2008/12/post_157.html


http://hisajp.info/2008/12/post_159.html

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このページは、hisaが2008年12月 4日 18:45に書いたブログ記事です。

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